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若返りの科学 >>>『ナショナル ジオグラフィック日本版 2026年9月号』 ✍ 年を重ねても若くありたい。そう思うのは、いつの世も多くの人の願うところ。でも、その願い、もう実現できちゃうかも⁉ 「抗老化」、つまり身体を明確に若返らせることを目指す臨床試験が、すでに始まっているのだ。こう聞くと、京都大学の山中伸弥教授が見つけたiPS細胞のことが思い浮かぶ。成熟した細胞を「初期化」できることを示した研究だ。人間の身体は、約200種類の細胞からできている。これらはもともと一つの細胞が分裂・分化を繰り返し、皮膚や臓器などを構成する細胞へと変化したもの。細胞が分化し、さまざまな役割を担うようになる過程は「細胞の老化」と捉えることもできる。では、「細胞の初期化」とは? 老化とは逆に、細胞を若い状態へと戻すことだ。山中教授は2006年、成熟した細胞をさまざまな細胞になれる状態まで戻す四つの因子を発見。この「山中因子」によって、成熟した細胞を初期化できることが示された。この功績により、山中教授は2012年度のノーベル生理学・医学賞を受賞する。ところが! 「山中因子」は、あまりにも強力すぎる代物だった。「若返らせたいからといって、あらゆる細胞になれる状態まで戻す必要はないのでは?」。そんなアイデアから生まれたのが、いわば❝若返りのクスリ❞。そして、そのヒトへの臨床試験が2026年4月にスタートした。詳しくは記事を読んでほしいが、その最初のターゲットとして白羽の矢が立ったのが、緑内障。管理人の身近にも緑内障を患う人がおり、結果が気になって仕方ない。もしこの治験がうまくいけば、理論的には、さまざまな細胞を若返らせる道が開けるのだとか。その先には、「不老不死」への道もあるらしい。ホントに⁇ 情報量が多すぎてパンク寸前だが……皆さんは、何歳まで生きたいですか?
『BRUTUS特別編集 もしも香りが読めたなら。』 ✍ 『BRUTUS』が、香りや香水に真正面から向き合う特集を組むのは初めてとのこと。本誌の至るところに、「イソップ」というメーカーの香水が登場する。広告企画? と大人げないツッコミを入れてしまったが、ふと、子どもの頃に読み聞かせてもらったイソップ作品が脳裏をよぎる。『キツネとブドウ』は、まだ実家にあったかな? それはさておき、寓話作家イソップの名を冠するメーカーだけあって、同社の製品には、ある種の「寓意」が込められていそうだ。本来、寓意は言葉によって伝えられる。それを職人たちは、香りという表現でやってのけている、ということ? イソップの共同創業者は言う。「私たちが何かを創造するとき、感覚的な心地よさ以上のものを届けたい(中略)と考えています」。どうやら「言葉」が重要な役割を果たしているようなのだ。そうか、だから「もしも香りが読めたなら。」なのか――。本誌には5人の作家が、香りやイソップの製品への思いを込めた文章を寄稿している。そのなかで管理人がいたく感心したのが、「淡い間」という占星術師が書いたエッセー。思想家・哲学者などの肩書をもつルドルフ・シュタイナーの「感覚は人間が世界と繋がるための道具」という言葉を引用しつつ、香りに触発された嗅覚から別の器官へと感覚が伝播して生まれる「共感覚」が、「香りを読む」というテーマにつながる、と綴る。人のありのままの匂いは魂と通じ、香りをまとうことは、自我や意志をまとうことに等しい、とも。そして、あらゆる感覚器官を失っても❝香りが読める❞なら、人々は言葉でつながれるのではないか――。自分のなかに落とし込むのがなかなか難しい言葉の数々だ。しかし、ふと考えた。言葉を読むという行為は、香りを嗅ぐのと同じで、一つの感覚のなせる業なのでは? みなさんも、香りを言葉にしてみてはいかが?
ローカルAIに挑戦しよう >>>『週刊アスキー No.1614(2026年9月22日発行)』 ✍ AIをまったく使わないという人は、もはやマイノリティかも? といっても、大半のAIユーザーは、チャットをしながら成果を引き出す「生成AI」で事足りるはず(管理人もその一人)。生成AIとの会話を成り立たせているのがLLM(大規模言語モデル)。この辺までの知識なら、管理人も含めて多くの人が知るところだろう。一方、多くのAIユーザーを悩ませている(?)のが、「エージェント型AIをどう仕事で使っていくべきか?」という問題。Claude Codeなどのエージェント型AIは、目標を提示すると、いくつもの作業工程を自ら考えながら進めてくれる。たとえば、コードを編集し、都度コマンドを実行し、ファイルを操作する――などなど。こんな便利なもの、使わない手はない! と言いたいところだが、懸念もある。クライアントの機密情報を、安易にAIに放り込んでいいものか。AIを仕事で使う人なら、この点が気にならない人はいないはず。この問題の答えになるかもしれないのが、「ローカルAI(LLM)」だ。自分のPCにローカルLLMを導入すれば、機密情報が外部に漏れる心配を大幅に減らせる。実は、GoogleやOpenAIなどAI大手が、ローカルLLM向けのモデルを無償で公開している。当然、利用料もかからない。こうしたモデルを簡単にPCへ導入できるアプリもある。詳しくは記事を見てほしいが、このアプリはエージェント型AIとしても振る舞うため、複雑な仕事を依頼することも可能だ。もちろん、一般的なクラウド型AIサービスに比べれば能力は劣るし、それなりのスペックのPCも必要になる。要は、自分が求める作業にとって「これで十分」と見極められるかどうかだ。管理人、しばらくはAIとの付き合い方を模索する日々を過ごすことに相成りそう。
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